10月、現代ノルウェーを代表するジャズ、ワールド・ミュージックのミュージシャン達が東京に集結する。
これを見ずして「今」は語れまい
無限世界へと誘うノルウェー音楽
今、世界のジャズ・ワールド・エレクトロニカ・ポストロックをボーダーレスで牽引しているのはノルウェーだ。前人未到の音楽領域を静かに、だが確実に広げている。クラシックの素養はとより、ロックやファンクを吸収して育ち、現代音楽やジャズのダイナミズムを消化したノルウェー・ジャズ新世代、北極圏に住む少数民族サーミのエクスペリメンタル・ポップ、エレクトロニカ的アプローチを鍛錬した上で、慎重に選ばれたわずかな音とともに心を直撃する北欧的透明感のある女性ヴォーカル、ジャズを乗り越えて(?!)しまった異次元ニュー・プログレッシヴ・ロック、どれをとっても一筋縄ではいかない。でも --- ホンモノはどこかに必ずシンプルさを備えている。
☆ ☆ Mats Eilertsen Quartet (マッツ・アイレットセン・カルテット) ☆ ☆
北欧モダン・ジャズの最先端 !!
ダブル・ベースの叙情性溢れる才人、Mats Eilertsen(マッツ・アイレットセン)が自らの新バンドを率いて来日する。昨年、Jacob Young Group (ヤコブ・ヤング・グループ)とともに来日したマッツが満を持して結成したニュー・グループのお披露目公演。
2008年10月3日 (金曜) 恵比寿 天窓スイッチ 19:00 開場 19:30 開演
チケット: 前売 4500 円 当日 5500円 ドリンク別 整理番号付
2008年10月4日 (土曜) 中目黒 楽屋 17:00 開場 18:30 開演
チケット: 前売 4500 円 当日 5500円 飲食別オーダー 整理番号付
2008年10月5日 (日曜) 新宿 Pit Inn 19:30 開場 20:00 開演
チケット: 前売 5000 円 当日 6000円 1 ドリンク付 整理番号付
メンバー
Tore Brunborg トーレ・ブルンボルグ sax
Thomas Dahl トーマス・ダール guitar
Olavi Louhivuori オラヴィ・ロウヒヴオリ drums
Mats Eilertsen マッツ・アイレットセン bass
Mats Eilertsen (マッツ・アイレットセン)
パット・メスニー、ボボ・ステンソン、トーマス・スタンコなど国際的に知られたミュージシャンとの共演や、ピアノのトルド・グスタフセン、ドラムのヤーレ・ヴェスぺシュタ(Farmers Market, Super Silent)、トランペットのアルヴェ・ヘンリクセン、ピアノのクリスチャン・ヴァルムローなど名だたるノルウェー・ジャズ・ミュージシャンとの活動で知られる。ミュージック・マガジン誌の「ベスト・ジャズ・アルバム」に選定された Turanga
(トゥーランガ)もマッツ・アイレットセンのプロジェクトだ。
1975年、ノルウェーのトロンハイム生まれ。多くの優れたジャズ・ミュージシャンを輩出しているトロンハイム音楽院を 1997年に卒業している。
Tore Brunborg (トーレ・ブルンボルグ)
1960年、トロンハイム生まれ。トロンハイム音楽院卒業。トーレ・ブルンボルグ・プロジェクト(ブッゲ・ヴェッセルトフト、ヨン・クリステンセン、アンダース・ヨルミン)、トーレ・ブルンボルグ・カルテット(ホーヴァール・ヴィーク、インゲブリクト・ホーカー・フラーテン、ペール・オッドヴァール・ヨハンセン)などを経て、現在トリオとカルテットを主催。シェティル・ビェルケストランが弾くオルガンとのデュオ作品” GULL, ROKELSE OG MYRRA”でも知られる。
Thomas Dahl (トーマス・ダール)
1973年生まれ。トロンハイム音楽院卒業。Marion Raven(来日公演もあった女性ヴォーカリストのバックバンド)、Fonomatopoetikon、EGGS、Ephemera(女性グループ)、Kroyt (1999年リリースのアルバムがノルウェーのグラミー賞を受賞)、Dingobats(マッツ・アイレットセンも参加)、SkomsOrk、John Paal Inderberg、Phobicなどに参加してきたが、音楽活動が評価されて2002年にノルウェーのVossajazz 賞を受賞している。
Olavi Louhivuori (オラヴィ・ロウヒヴオリ)
1981年、フィンランド・ユバスキラ生まれ。 両親と兄弟もミュージシャン。チェロから始め、ピアノを経てドラムに至る。シベリウス音楽院卒業。自らがリーダーとなるOddarrangを2003年に結成。著名なジャズ・グループ Joona Toivanen
Trio (澤野工房・Blue Note)と Ilmiliekki Quartet のドラマーでもある。ジャズ・クラシック・現代音楽などあらゆる要素を消化吸収した上で地球上どこにもない音楽を作り上げる作曲家でもある。本年5月、バンド Oddarrang
(オッダラン)のリーダーとして「Real & True Live Seriesミュージック from
フィンランド」公演で来日している。
☆ ☆ The Core (ザ・コア)☆ ☆
ノルウェーのスーパー・エネルギッシュ・ジャズ・グループ遂に来日!!
2001年結成。ハードでエネルギッシュ、60年代モーダル・ジャズの要素にモダンなロックやファンクのニュアンスも見えるアプローチで新次元のアコースティック・ジャズの激しさを伝えるノルウェーのノックアウト・グループ。ヨーロッパはもとより、インド、中国、アメリカをツアーしている。2007年度ノルウェー・グラミー賞にノミネートされた。
アルバム “Office Essentials”:「カオスの領域に踏み込むも、メロディーのベースは失わない。メンバー全員がテーマを余裕をもって演奏し、広げている。」(2008年1/25 付 All About Jazz サイト)
2008年10月17日 (金曜) 恵比寿 天窓スイッチ 19:00 開場 19:30 開演
チケット: 前売 4500 円 当日 5500円 ドリンク別 整理番号付
2008年10月18日 (土曜) 中目黒 楽屋 17:00 開場 18:30 開演
チケット: 前売 4500 円 当日 5500円 飲食別オーダー 整理番号付
2008年10月19日 (日曜) 中目黒 楽屋 17:00 開場 18:30 開演
チケット: 前売 4500 円 当日 5500円 飲食別オーダー 整理番号付
曲試聴 http://www.myspace.com/thecorenorway
メンバー
Jorgen Mathisen ヨルゲン・マティセン sax
Erlend Slettevoll エアレン・スレッテフォル piano
Steinar Raknes スタイナー・ラクネス bass
Espen Aalberg エスペン・アールベルグ drums

Jorgen Mathisen (ヨルゲン・マティセン)
クラリネット、ソプラノ/テナー・サックス奏者。子供の頃、クラシック・クラリネットを学ぶ。現在、トロンハイム音楽院在学中。ノルウェー・ジャズのニュー・ジェネレーション。Supersonic Rocketship(ノルウェー・モルデ国際ジャズ祭りでファイナリスト)、Humvee、Zanussi 5、Toe-race、Trondheim
Jazz Orchestra (来日公演あり)、Shagma(スタイナー・ラクネスとエスペン・アールベルグも一緒)といったグループで演奏してきた。
Erlend Slettevoll (エアレン・スレッテフォル)
本年、Petter Wettre Quartetのよるアルバム "Fountain of Youth" がノルウェーのグラミー賞を受賞。エアレンはそれに参加している。Heidi Skjerve Quintet,、Audun Automat、
Mathisen/Slettvol/Nergaard/Nilssen、African Pepperbirdsなどに参加し、曲も提供している。
Steinar Raknes (スタイナー・ラクネス)
ダブル・ベース奏者であり、作曲家。2001年、ノルウェー科学技術大学で音楽芸術(ジャズ)修士取得。Chick Corea, Michael Brecker, Steve Grossman との共演、ノルウェーのバンド Urban Connectionのメンバーとして受賞歴もある。Urban Connection としてReal & True Live Series に出演。Ola Kvernberg Trio, SKAIDI, Kirsti Huke Quartet
や Trondheim Jazz Orchestraのメンバーとしても活躍している。
Espen Aalberg (エスペン・アールベルグ)
The Core の創設者でドラマー、バンド・リーダー。ノルウェー・ジャズの新世代。ノルウェー北部オーロラで知られるトロムソの学校でクラシックを学ぶ。トロンハイム音楽院でジャズを専攻。現在トロンハイム在住。James Carter、Hakon
Kornstad、Jonas Kullhammar、Per Johansson、Andrew D’Angelo などと共演している。トロンハイム・シンフォーニー・オーケストラでクラシック・パーカッション、トロンハイム・シンフォニエッタで現代音楽などジャズ以外のフィールドでも活躍している。
☆ ☆ Niko Valkeapaa (ニコ・ヴァルケアパー) ☆ ☆
北極圏の先住民族サーミ(サーメ)のNiko Valkeapaa (ニコ・ヴァルケアパー)が深い情熱に根ざした歌をノルウェーの最先端を行く曲とアレンジにのせて淡々と歌う。彼ら少数民族に受け継がれる独特の歌唱「ヨイク」の伝統を踏まえながらも、エレクトロニクスを巧みに利用する、インディーズ・サーミ・ミュージック。どこか親しみやすい曲にのる艶やかながら抑制された歌声が心の奥深く染み入っていく。
ノルウェーのグラミー賞を受賞している他、2004年、オランダの「少数民族のためのリート国際フェスティバル」でも受賞している。Niko 自身は自分達の音楽を「実験的ポップ」と呼んでいる。
2008年10月11日(土曜) 青山 月見ル君想フ 19:30 開場 20:00 開演 オープニング・アクト予定
チケット: 前売 4500 円 当日 5500円 飲食別オーダー 整理番号付
2008年10月12日(日曜) 青山 月見ル君想フ 12:30開場 13:00 開演 オープニング・アクト予定
チケット: 前売 4500 円 当日 5500円 飲食別オーダー 整理番号付
曲試聴 http://www.myspace.com/nikovalkeapaa
メンバー
Per Willy Aaserud ペール・ヴィリー・オーセリー Trumpet / Keyboard
Niko Valkeapaa ニコ・ヴァルケアパー Vocal, Guitar
Helge Harstad ヘルゲ・ハルシュタ Guitar

Niko Valkeapaa (ニコ・ヴァルケアパー)
フィンランド北方にあるEnontekioで生まれる。現在はノルウェーのサーミ文化拠点であるKautokeinoに居住。Niko 自身が言う「サーミ族の"Oddabarru"(英語の New Wave)」運動において
若手サーミ・ミュージシャンのリーダーとなっている。1994-95年には二年連続で「サーミ・ソングコンテスト」でグランプリを受賞、ドイツ・ハノーヴァーのEXPO 2000 に参加したことでも知られる。サーミの詩人で作曲家であり、サーミ一般に広く知られた Nils Aslak Valkeapaa がゴッドファーザー。
Per Willy Aaserud (ペール・ヴィリー・オーセリー)
これまで、Bill Evans、 Fra Lippo Lippi、Tord Gustavsen、Carla Bley、MariBoine、Hilde Louise Asbjornsen など多くのミュージシャンと一緒に仕事をしてきている。
1969年生まれ。
Helge Harstad (ヘルゲ・ハルシュタ)
☆ ☆ Susanna Wallumroed (スサンナ・ヴァルムルー) ☆ ☆
静謐の中の熱情、極限まで濃縮された「想い」、圧倒的な「声」の勝利スサンナのヴォーカルはマジックだ。たとえ他人が作曲した歌を歌っても、全く「違う」歌にしてしまう。それも原曲を上回る素晴らしさで。そう、彼女のデビューバンド「スサンナ・アンド・ザ・マジカルオーケストラ」は文字通り魔法だった。そのスサンナが今度はソロとして自ら作曲した歌を持って来日する。心を揺さぶるヴォーカルに身を委ねよう --- いつまでもその余韻に浸る - 「永遠にとけない魔法」を求めて。
Helge Sten ヘルゲ・ステン ギター
Paal Hausken ポール・ハウスケン ドラム
Susanna Wallumroed スサンナ・ヴァルムルー ヴォーカル、ピアノ
Ingar Hunsakaar インガー・フンサカー エンジニアリング
(文字化けなどを避けるため、名前の表記は本来のノルウエー文字を英文字に変換している)
試聴 http://www.myspace.com/susannasonata
2008年10月4日 (土曜) 中目黒 楽屋 20:00 開場 20:30 開演
チケット: 前売 4500 円 当日 5500円 飲食別オーダー 整理番号付
2008年10月5日 (日曜) 新宿 Pit Inn 14:30 開場 15:00 開演
チケット: 前売 5000 円 当日 6000円 1 ドリンク付 整理番号付
Helge Sten (ヘルゲ・ステン)
1971年、ノルウェー Roeros 生まれ。ノルウェーの即興グループ Supersilent
(スーパーサイレント)のメンバーであるとともに、Deathprod の異名で数多くのプロデュースを手がける。「スサンナ・アンド・ザ・マジカル・オーケストラ」のプロデュースをはじめ、Arve Henriksen (アルヴェ・ヘンリクセン)の 3 枚のアルバム制作や、Motorpsycho(モーターサイコ)、Biosphere(バイオスフィアー)ともかかわっている。ノルウェーのジャズ、エキスペリメンタルシーンにかかせない存在。
Paal Hausken(ポール・ハウスケン)
ピアノ・トリオ In the Country (イン・ザ・カントリー)のドラムとパーカッション を演奏している他、Farmers Market (ファーマーズ・マーケット)の Stian
Carstensen(スティアン・カシュテンセン)や数回来日しているMartin Taxt (マーティン・タクスト)
と一緒に "Music for a While" というクルト・ヴァイルの音楽を演奏するグループにも参加。
☆ ☆ Shining (シャイニング) ☆ ☆
ノルウェー真正・新世代、異次元ニュー・プログレッシヴ!! へヴィーだが華麗、爆発力と繊細さをあわせ持つ ? - - 野太い神経にガラスの細工。常に先進性を求め、ジャズを乗り越えて(?!)ロックに至った稀有なバンドの現在を目撃する一夜限りのコンサート。何とフルメンバー + エンジニアで来日!

10/6(月) 青山 月見ル君想フ 開場 19:30 開演20:00
前売 4500 円 当日 5500円 飲食別オーダー 整理番号付
他の出演者あり
Joergen Munkeby ヨルゲン・ムンケビー サックス
Torstein Lofthus トルステイン・ロフトゥス ドラム
Even Helte Hermansen エヴェン・ヘルテ・ヘルマンセン ギター
Tor Egil Kreken トール・エギル・クレーケン ベース
Bernt Moen ベルント・モエン キーボード
*** 全公演 ***
・チケットのお申し込み 本日メール到着時点より先行予約受付開始
Office Ohsawa にメールもしくはお電話にてお願い申し上げます。ticket@spn1.speednet.ne.jp 宛 或いは 電話 03 3728 5690 まで必ず、お名前、ご住所(郵便番号も)、お電話番号、公演日とご希望枚数をご連絡下さい。
・お問合せ
info@bigstream.co.jp 或いは 電話 03-3728-5690 まで。
企画制作 Office Ohsawa
後援 ノルウェー王国大使館 |