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Real & True Live Series   「ECM フェスティバル 2010-2011」
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■ 2010年10月14日〜16日 「ECM フェスティバル 2010-2011」 第三弾
  Nik Baerstch's Ronin 公演+Nik Baerstchソロ公演+"ECM Catalog"出版記念祝賀会


● Real & True 「ECM フェスティヴァル 2010-2011」 開催にあたって

ドイツの音楽レーベル ECM Recordsが設立されて 40年が過ぎました。この間、多くの音楽が生まれ、そして消えていきました。60-70年代の音楽産業の成長期を経たのち、80年代からのデジタルの波は音楽の基盤を根底から変え、今や高いクオリティーの音楽を一つのレーベルがずっと提供し続けるのは至難の業です。そういう環境の中、設立当初の理念を守りながらも、常に最先端を目指して挑戦し続けてきたECMは類稀な存在という他ありません。それは創立者のManfred Eicher (マンフレート・アイヒャー)やECMが多くの賞を獲得してきたことでも証明されています。(*)

日本は世界でも早い時期から ECMの熱烈なファンを生み、ECMに対する深い理解を持つ国としてECM内 でも認められていると聞いています。ECMが見出し、育てたミュージシャンの音楽を聴いて、多くの若者が音楽の素晴らしさや奥深さに目覚め、或いは自らの内なる意欲に従いプロを目指しました。ともすれば一時の流行に押され、音楽の本質と異なる方向に世の中が向かっているとき、ECMは音楽の良心ともいうべき形で、時代に指針を示し、混迷の闇を照らす役割を果たしてきました。

21世紀に入り、音楽は更に「わからなく」なってきているのではないでしょうか。これは決して「難しい」という意味ではありません。社会における音楽の意味が「軽く」なり、その重要性が「減じて」きているような気がします。ここで一度よく考えてみるべきだと思います。ちょうど、ECMの 40周年が過ぎ、ECM の歴史を振り返ったり、再吟味したりするのにいい時期です。"ECM Catalog"といういい案内役も出てきました。音楽のあり方を ECMというレーベルを通して見つめるいい機会ではないでしょうか。音楽について考えようという方、ECMとともに音楽を見てきた方、そして、すべての音楽ファンとともに、ECM フェスティバル 2010-2011を進めていきたいと思っています。

(*)今年夏、ダウン・ビート誌の批評家投票でEicherを3年連続で年間ベスト・プロデューサーに、ECM Recordsを年間ベスト・レーベルに選ばれています。

ECM フェスティヴァル

ドイツのレーベル ECM は昨年創立40周年を迎えた。Real & True ではこれを祝して、9月より 「ECM フェスティヴァル 2010-2011」を展開している。ECMよりアルバムをリリースしているミュージシャンによるライヴの他、ECM をテーマにした様々なイヴェントを通して、この偉大なるレーベルについてさらに理解を深めるとともに、音楽の真の姿を見つめていきたい。

Real & True Live Series 「ECM フェスティバル 2010-2011」 第三弾
Nik Baerstch's Ronin 公演 + Nik Baerstch ソロ公演+"ECM Catalog"出版記念祝賀会


* Nik Baertsch's Ronin (ニック・ベルチュ/ローニン)公演

スイス・チューリッヒで結成されたECMニュー・ジェネレーションのフロントランナーがRonin だ。ECM系でも極めて珍しいグルーヴ感を前面に出した5人編成のバンドは、作曲とインプロヴィゼーションの絶妙なせめぎ合いの只中に存在している。表層的なメロディカル・フレーズは抑制され、一見絶え間ない反復に襲われるかのように感じさせながら、コンスタントに変化する「無常」の魅力で惹きつける。ループといえども、すべて人間の手で紡ぎだされるアナログ感はあたかも巧妙に構築された美しく永遠なる螺旋階段のようだ。「リチュアル・グルーヴ・ミュージック」の真髄を堪能したい。

Nik Baertsch' Ronin (ニック・ベルチュ/ローニン)

ECM より新譜"LLYRIA" をリリースしたばかり。フルバンドでの来日となる

ニック・ベルチュ (Nik Baertsch)  ピアノ
カスパー・ラスト (Kaspar Rast)    ドラム
ビョルン・マイヤー (Bjoern Meyer)  ベース
アンディー・プパート (Andi Pupato) パーカッション
シャー   (Sha) サックス、バス/コントラバス・クラリネット

日時:10月15日(金)開場 19:00 開演 20:00  青山 CAY
料金:自由席 前売 5,000 当日 6,000 (飲食代別途)
立見 前売 4,500 当日 5,500 (飲食代別途)

日時:10月16日(土)開場 19:30 開演 20:00  新宿 Pit Inn 「開場時間入場時整理番号付き」
料金:自由席 前売 5,500 当日 6,500 (ドリンク込)
立見 前売 5,000 当日 6,000 (ドリンク込)

・チケットのお申し込み
メールもしくはお電話にてお願い申し上げます。(ticket@spn1.speednet.ne.jp 宛) Tel : 03 3728 5690 まで必ず、お名前、ご住所(郵便番号も)、お電話番号、公演日とご希望枚数をご連絡下さい。折り返し、お支払い方法などご返事差し上げます。注意事項などはhttp://www.bigstream.co.jp/music/tickets.html に掲載してあります。

・お問い合わせ
メールもしくはお電話にてお願い申し上げます。 info@bigstream.co.jp 、tel : 03 3728 5690 

企画制作 Office Ohsawa   協力:ユニバーサル ミュージック 湯川音楽研究所(10/15公演)
後援 ECM スイス大使館

Real & True : http://www.bigstream.co.jp/music/index.html
ブログ 「ただならぬ音楽三昧」 http://invs.exblog.jp/
Nik Baertsch' Ronin ブログ・フォロー http://invs.exblog.jp/i21/


* ニック・ベルチュ  ピアノ・ソロ公演

ニック・ベルチュECM ニュー・ジェネレーションを代表する、スイスのピアニスト・作曲家Nik Baertsch (ニック・ベルチュ)による日本初の単独公演。独自の理論と実践により孤高の道を歩むNikが見せるピアノ・ソロは、作曲されたフレーズとインプロヴィゼーションとの境が消滅する全く新しい世界だ。

ニック・ベルチュ
1971年、スイス・チューリッヒ生まれ。8才よりピアノとパーカッションを学ぶ。1997年、チューリッヒ高等音楽学校卒業、1989-2001年、チューリッヒ大学で哲学・言語学・音楽を学ぶ。2003-2004年、日本に滞在。Ronin, Mobile という二つのバンドのリーダーでもある。チューリッヒ在住。Ronin はECMレーべルからアルバムをリリースしている。合気道家でもあり、日本茶を愛す。

日時:10月14日(木)開場 19:00 開演 20:00  青山 CAY
料金:自由席 前売 2,500 当日 3,000 (飲食代別途)

・チケットのお申し込み
メールもしくはお電話にてお願い申し上げます。(ticket@spn1.speednet.ne.jp 宛) Tel : 03 3728 5690 まで必ず、お名前、ご住所(郵便番号も)、お電話番号、公演日とご希望枚数をご連絡下さい。折り返し、お支払い方法などご返事差し上げます。注意事項などはhttp://www.bigstream.co.jp/music/tickets.html に掲載してあります。

・お問い合わせ
メールもしくはお電話にてお願い申し上げます。 info@bigstream.co.jp 、tel : 03 3728 5690 

企画制作 Office Ohsawa   協力:ユニバーサル ミュージック 湯川音楽研究所
後援 ECM スイス大使館


* ECM 関連イヴェント

「ECM Catalog」出版記念祝賀会

「ECM Catalog」昨年、ドイツのジャズ・クラシック音楽レーベルECMは創立 40周年を迎えました。ECMの歴史は、ECMに魅了された多くのファンの個人音楽遍歴でもあります。ECMとともに「成長した」記憶はECMのジャケットを見るたび、音を聴くたびに蘇り、時の世相とともに懐かしく思い出されます。もちろん、毎年のようにリリースされる新譜をフォローし、新たなミュージシャンを知る喜びも、常にハイ・クオリティーを維持するECM ならではの楽しみです。

7月に発売された「ECM Catalog」(稲岡邦彌編・著)は、ECMがこれまでリリースした1,000枚を超えるLP/CDを網羅した世界初の総合アルバム・カタログです。このカタログが他でもない日本で制作され、リリースされたことは、日本のECMファンにとっては大変喜ばしいことです。ECM本社においてもアイヒャーはじめスタッフに絶賛され、今後この種のカタログのお手本になることは間違いありません。

この快挙を讃え、「ECM Catalog」の出版を記念し、これを多くのファン・出版関係者・音楽関係者の方々と祝う「ECM Catalog出版記念祝賀会」を催します。

日時:10月16日(土曜日)  開場:11:00 開宴:11:30 終宴:14:45
会場: 東京青山   ライヴハウス「月見ル君想フ」 (青山ベルコモンズ近く)
参加費:  前売 3,000 円  当日 3,500円 (前売チケットには抽選でプレゼントあり)
        2ドリンク代別 - 当日各自会場内にて精算

祝賀会次第

* ECM を代表して Manfred Eicher (マンフレート・アイヒャー)から祝賀会へのメッセージ発表(代読)

* 稲岡邦彌、悠雅彦、杉田宏樹による鼎談
テーマ「ECMと私」 モデレーター:今村健一

<出演者プロフィール>

稲岡邦彌(いなおか・くにや)
1943年生まれ。トリオ・レコードにてECMと原盤独占契約を結び、レーベル・マネージャー、制作部長を歴任した日本におけるECM普及の功労者。現在も音楽プロデューサー、ウェブマガジンJazz Tokyoの編集長を務めるなど、精力的に活動中。著書には『増補改訂版 ECMの真実』(河出書房新社)、共著に『ジャズCDの名盤』(文春新書)、監修に『及川公生のサウンド・レシピ』(ユニコム)がある。

悠 雅彦(ゆう・まさひこ)
1937 年生まれ。早稲田大学「ハイソサエティ・オーケストラ」出身。68 年より執筆活動。70 年に渡米し、半年間滞在。75 年に自主レーベル「ホワイノット」を設立し、ジョージ・ケイブルスや辛島文雄らの初リーダー作など約30 枚をプロデュースした。著書に『モダン・ジャズ
群像』、『ぼくのジャズ・アメリカ』、『ジャズ/進化・解体・再生の歴史』(以上、音楽之友社)、及び共著に『ジャズCDの名盤』(文藝春秋)がある。

杉田宏樹(すぎた・ひろき)
音楽評論家。1960年東京生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。90年より20年間「スイングジャーナル」ディスクレビューアーを務める。現在「JAZZ JAPAN」、「CDジャーナル」、朝日新聞社「ジャズストリート」のレギュラー執筆、衛星デジタルラジオ「ミュージックバード」パーソナリティ、構成作家、FM COCOLOコメンテーター等、ジャズ関係の仕事を多角的に展開。著書は「ビル・エヴァンス・ディスコグラフィー」、「ヨーロッパのJAZZレーベル」「ジャズ魂」、訳書に「UKジャズ・ダンス・ヒストリー」がある。ミュージック・ペンクラブ・ジャパン会員。

今村健一(いまむらけんいち)
1968年、福井県敦賀市生まれ。渡辺貞夫へのインタビューを契機に上智大学在学時から音楽ライター/評論家としての活動を開始し、「ミュージック・マガジン」誌を中心に単行本やライナーノーツなど幅広く執筆。過去にインタビューしたアーティストは、ジャズ以外にもデイヴィッド・バーン、フィリップ・グラス、ロバート・ワイアット、クロノス・カルテット、ソニック・ユースをはじめ多数。ECM関連では再発シリーズ「ECM 70'S GROOVE CLASSICS」の監修やエグベルト・ジスモンチ、ゲイリー・バートンやカーラ・ブレイ等のライナーを手がける。


* ECM アーティスト  特別参加、シークレット・ライヴ !!!

* ECM ドキュメンタリー映画  “Sounds and Silence” 紹介
スイスの製作会社によるドキュメンタリー。 ECM とそのアーティスト、関係者などの実像に迫る。これまでヴェールに包まれていたECM と マンフレート・アイヒャーの仕事ぶりなど舞台裏が明かされる。

* "ECM Library" (青山「月光茶房」) オフィシャル・オープニング発表
日本で唯一ECM の全 LP/CD を所有するコレクター 原田正夫が青山に経営する「月光茶房」に隣接して、そのコレクションを"ECM Library"として公開。

*懇親会・抽選会
お集まりいただいた方々のための自由な時間。ECM ドキュメンタリー映画  “Sounds and Silence” 会場内上映。祝賀会にご参加いただいた方の中から抽選で 2名様にECM 著名ミュージシャンのコンピレーション・アルバム “Works” のLPをプレゼント(Real & True へ前売チケットお申し込みの方対象)。

参加お申し込み
Office Ohsawa にメールもしくはお電話にてお願い申し上げます。(ticket@spn1.speednet.ne.jp 宛) Tel : 03 3728 5690 まで必ず、お名前、ご住所(郵便番号も)、お電話番号とご希望枚数をご連絡下さい。折り返し、お支払い方法などご返事差し上げます。注意事項などは http://www.bigstream.co.jp/music/tickets.html に掲載してあります。

お問い合わせ
Office Ohsawa にメールもしくはお電話にてお願い申し上げます。
info@bigstream.co.jp 、tel : 03 3728 5690 

企画制作: Office Ohsawa
協力:Jazz Tokyo 湯川音楽研究所  「月見ル君想フ」
後援  ECM

Real & True http://www.bigstream.co.jp/music/index.html