Memnon(メムノン)はフィンランドの伝統楽器であるカンテレ奏者のEva Alkula(エヴァ・アルクラ)とサウンド・デザイナー Ville Hyvonen (ヴィレ・ヒュヴェネン)の二人からなる実験的なデュオ・ユニットです。
メムノンは伝統楽器と現代のデザイン、クラシカルな演奏技術と現代のエレクトロニクス、アカデミックな音楽と実験的な音楽、そして作曲とサウンド・デザインのそれぞれの間をつなぎ、或いは衝突させることを意図しています。
フィンランドのカンテレ演奏と音の伝統が、全く異なるパースぺクティブから見ることにより、新しい現代的なレベルに達しています。カンテレのユニークなフィンランドの音がスカンジナヴィアのエレクトロニクス・ミニマリズムと合わされ、クラシックなカンテレの伝統が実験的な音のランドスケープへと広がっていきます。
Eva Alkula はシベリウス・アカデミーを卒業していますが、彼女はそこでモダン及びクラシック・カンテレ音楽を学んでいます。1999〜2000には札幌の北海道教育大学で琴を学んだこともあります。メムノンでEva
は新たにKoistinen Kantele (コイスティネン・カンテレ)によって製作された39弦のエレクトリック・カンテレを演奏しています。
Ville Hyvonen はロックから現代音楽、現代演劇まで演劇及び音楽シーンにわたって幅広く活躍するサウンド・デザイナーでありプロデューサーです。彼はラップトップ・コンピューターを使用してサンプリングし、Eva
の弾くカンテレをリアイルタイムで変化させます。
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