太田恵資
1956年熊本生まれ。5才よりヴァイオリンを始める。鹿児島大学で化学を専攻。
'83年上京し、作・編曲家として出発。 これまでにCM、映画、演劇や、ファッションショー、プラネタリウムなどの音楽を数多く手掛けている。
ヴァイオリニストとしては民族音楽(トルコ、アラブ、インド、東欧、アイルランド)やジャズ、即興演奏を得意とする。勿論、スタジオやライブではあらゆるジャンルをこなす貴重な存在で、様々なアーティストやタレントの作品に参加。
日本人離れした声にも定評があり、ステーションブレイク(WOWOW,TOKYO-FM)、CD-ROM「ファンタズマゴリア」のキャラクター、TV、映画、CMなどに使われている。
またその強力な風貌ゆえか、パフォーマンス・アーティストとして舞台に立つこともあり、海外公演も多い。
梅津和時の新大久保ジェントルメン 、常味裕司 (oud) とのArabindia、佐藤允彦 (p.) のSTOY、大熊亘 (cl.)のCICALA-MVTA、超無国籍音楽集団JAZICO、高木潤一
(g.) とのMASARA、立花泰彦 (b.) とのTOY、Carlo Actis Dato (sax) とのTAO、・喜劇映画研究会との「夢の森にて」、酒井泰三(g.)とのThe
Electric Nomad 、芳垣安洋(per.) のVincent Atomicus、酒井俊 (vo.)、一噌幸弘 (笛) トリオ、吉野弘志
(b.)の「彼岸の此岸」、吉見征樹 (tabla)とのトーク・セッション「do SHOW(どぉしょう)」などのレギュラーメンバー 。
'95年夏、ユダヤ人のヴァイオリン弾きとして出演した「GHETTO」(栗山民也 演出)は読売演劇大賞、毎日芸術大賞などを受賞した。
また、清水美砂主演映画「人間椅子」(江戸川乱歩原作・水谷俊之監督 '97年公開)
浅野忠信主演映画「 白痴」(坂口安吾原作・手塚眞監督・橋本一子音楽 '99年公開)などに謎のヴァイオリン弾きとして出演。NHK-BSでは「滝のアリア」(松見の滝 -太田惠資 編)が'00年9月23日放送された。文学座公演「アラビアンナイト」('01年夏・'02年春)、文楽人形「曾根崎心中ROCK」(近松門左衛門原作・阿木燿子構成作詞・宇崎竜童作曲
'02年3月・'03年4月)に参加。
上記の各レギュラーユニットの他、明田川荘之、板橋文夫、宇崎竜童、内田勘太郎、ARB COVERS ( 新井田耕三のザ・ドラマーズにジョイント)、おおたか静流、大槻ケンヂ、ソウル・フラワー・ユニオン、手使海ユトロ、ハシケン、弘田三枝子、TheBoom、レナード衛藤、Rikki(ファイナルファンタジーX挿入歌)、Yae、Zabadak、など多数のCDに参加。
TBS紀行番組「世界ウルルン滞在記」、最近ではTBSドラマ「年下の男」(CDあり)、同「高原へいらっしゃい」(CDあり)、NHK金曜時代劇・藤沢周平原作「蝉しぐれ」等の音楽でヴァイオリンやヴォイスを担当。 |