★ Farmers Market(ファーマーズ・マーケット)
何だ、コレハ。ソラを飛んでいる。アッ、ヤッテくるぞ。
Farmers Market 再び来襲
これを見ずして「ライヴとは何か」は語れない。

photo: 前沢春美
++ 誰も寄せ付けないテクニックをもち、エッジのきいた音で世界を圧倒 !
++ マイケル・ブレッカーが惚れ込み、共演 :「狂っている」という褒め言葉で紹介 !
++ ブルガリア音楽を素材に、あらゆる音楽を貪欲に消化吸収、すべてを一度カオスに投げ込んでから創造 !
++ 超絶音楽を「まじめ」に演奏、その上で「笑い」も !
++ 宇宙次元のトンデモ・バンド !
++ メジャー・フェス、オペラハウス、ライヴハウス、どこからもひっぱりだこ!
++ ジャンル縦断・横断・切断!
9月 5 日(月曜日) 19:00 開場 19:30 開演
青山「月見ル君想フ」 前売 3,500 円 当日 4,000円 ドリンク 別 ▼公演チケット
メンバー
Stian Carstensen スティアン・カシュテンセン accordion, baritone guitar, electric guitar, pedal-steel guitar, kaval,ocarina.
Nils-Olav Johansen ニルスオラフ・ヨハンセン guitar, vocals
Jarle Vespestad ヤーレ・ヴェスぺシュタ drums
Trifon Trifonov トゥリフォン・トゥリフォノフ sax
Finn Guttormsen フィン・グットォルムセン bass
Stig Aron Kamonen 専属エンジニア
*スティアン・カシュテンセンは天才プレイヤー。世界中のミュージシャンから一目置かれる「ミュージシャンズ・ミュージシャン」。ソロ活動はもとより、あらゆるジャンルにおいて幅広いミュージシャンと付き合いがある。ECM作品にも参加。公演ではスライド・ギター演奏の他、「隠し玉」が出るかも。アルヴェ・ヘンリクセンとは義兄弟。マイケル・ブレッカーがスティアンに電話し、「カヴァル(ブルガリアの縦笛)の練習をしているが、うまくなった」と「報告」。Stianからのメッセージは"Funnier, faster, better and uncut"訳:より可笑しく、より早く、よりうまく、そして途切れなく(裏の意味は「編集されていない」)だったが、それを地で行く。携帯電話の留守録用音楽・メッセージは自作の大変ユーモアに富んだもの。
*とてもユニークなソロアルバムを出しているニルスオラフ・ヨハンセン。アッチヘいってしまっているヴォーカル・ヴォイスとお笑い顔負けの顔芸と間合い。お客さんをひきつけること、他の追随を許さない。ステージ・ショーマンとしての地位は今や確立した。変則特製シンセ・ギター・ワークも繰り出される。「サーミ」の血が入っていると言っている。お酒好き。寝るのも大好き。
*全然寝なくても平気なヤーレ・ヴェスぺシュタ は引っ張りだこのドラマー、ノルウェーのヒットチャート(!)一位を獲得した Tord Gustavsen Trio の一員でもある。公演数が多く、非常に忙しく、いつもスケジュール確保が大変。バイクでツアリングが趣味。静かな音と大きい音、シンプルな音と複雑な音、彼の手にかかれば、すべてが魔法のごとく響いてくる。
*バンドで唯一ブルガリア出身のトゥリフォン・トゥリフォノフは農業を営んでいる。とれたての野菜をもって飛行機に乗り、ノルウェーのスティアン・カシュテンセンにおみやげとする。大の日本好きで、宮本武蔵の本を読んだりしている。とても礼儀正しい。バンド最年長者だが、猛烈なスピードで走りまくるバンドの旋律をスティアンとともに主導。変拍子がふんだんに使われるブルガリア音楽の伝道者。Farmers Market に加入するため、ブルガリアからノルウエーへの長距離電話を公衆電話でかけてオーディションを受けた話は有名。コインがなくなって大変だった。
*早弾き、変拍子、分刻みのテーマ・チェンジなど、まったく普通でないバンドが分裂しないでいられるのはフィン・グットォルムセン がベースをキープしているから。どんなに複雑な曲でも、タイトで的確に演奏する。クリスマス時期にノルウェー全土をまわるスペシャル・バンドの一員としても有名。静かで落ち着いた、正しきジェントルマン。PC関連の知識と技術はプロ。バンド・メンバーの中ではもっとも実務派。バンドは彼でもっている? |