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Real & True Live Series 「ミュージック from ノルウェー 特別公演」
■ 2011年9月3日 Sinikka Langeland(シニッカ・ランゲラン) 公演
■ 2011年9月4日 Tord Gustavsen Quartet(トルド・グスタフセン・カルテット) 公演
■ 2011年9月5日 Farmers Market(ファーマーズ・マーケット)公演

Real & True ではノルウエーの音楽に注目し、その紹介につとめてきました。ヨーロッパ大陸の北西端、いわば歴史的には辺境の地として存在してきたこの国には、今や世界の最先端と目される音楽が日夜生まれています。今回はその中でも特にノルウエーならではのミュージシャンを選りすぐって公演を企画しました。音楽はまずはライヴです。ミュージシャンの生き様を含め、そこにはすべてが凝縮されています。ライヴで評価が高いアーティストがホンモノと言われるのは、オーディエンスの目の前で全身全霊、自分の音楽を演奏し、そこに独自の価値を創造するからに他なりません。Tord Gustavsen Quartet(トルド・グスタフセン・カルテット)とFarmers Market(ファーマーズ・マーケット)はまさにそういうアーティストです。

本公演の一部は ECM Festival 2010-2011 と連動して企画されています。

Real & Trueでは、これまで多くのお客様にノルウエー関連公演にご来場いただいたことに感謝し、特別割引を実施します。詳細(本日夕刻までに掲載)は Blog 「タダならぬ音楽三昧」http://invs.exblog.jp/ をご覧ください。



★ Sinikka Langeland(シニッカ・ランゲラン)   ECM Festival 2010-2011

フォークシンガーであり、北欧の民族楽器カンテレ奏者、作曲家。コンサート用カンテレを弾きながら歌うそのスタイルは一人オーケストラともいわれる。ドイツ ECM レーベルより作品をリリース。新作も間近。

1961年、ノルウエー南部Kirkenaer生まれ。ピアノ、ギターと現代フォークソングを学ぶ。1981年、カンテレに出会い、歌とともに彼女の音楽的支柱となる。80年代は劇場関係の仕事を多く行うかたわら、自分の創造性を養うべくパリのEcole Jacques Lecoqで学んだ。その結果、音楽にまた戻るとともに音楽学をオスロ大学で学ぶこととなった。1992年に学位を得る。その後、現在の居住地であるFinnskogenの古い歌や音楽を調査する大きなプロジェクトにかかわる。その過程で、中世音楽をシニッカが歌った楽曲が教会で録音され、それがノルウエーでのグラミー賞(Spellemannspris)にノミネートされるに至った。2003年には作品 "Runoja" にエドヴァール賞とノルウエー・フィンランド文化賞が授与されている。


Sinikka Langeland(シニッカ・ランゲラン)

9月 3日(土曜日) 12:00 開場 13:00 開演

代官山「晴れたら空に豆まいて」 前売 3,000 円 当日 3,500円 ドリンク 別    ▼公演チケット

Sinikka Langeland(シニッカ・ランゲラン)  39 弦カンテレ、歌

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Sinikka Langeland (シニッカ・ランゲラン)のライヴ終了後、ライヴ会場の一階上にあるカフェ「山羊に、聞く?」にて懇親会を行います。 どなたでも参加できます。会費はありません。カフェで飲物代だけ各自現金精算となります。

参加ご希望の方は info@bigstream.co.jp または 電話 03 3728 5690 までご予約をお願いします。

カンテレの話、ECM新譜の話、彼女のいろいろなプロジェクト(トリオ、オルガンもの、その他)について最新の状況を知ることができるいい機会です。



★ Tord Gustavsen Quartet(トルド・グスタフセン・カルテット) ECM Festival 2010-2011

音楽の神髄、すべてを高みに
ノルウエーのトップ・アーティスト、ECM ジャズ・ピアノ新世代

Tord Gustavsen Quartet(トルド・グスタフセン・カルテット)
Photo: Hans Fredrik Asbjørnsen

今や、ノルウエーが世界に誇るジャズ・ピアノ・プレイヤーとなったTord Gustavsen (トルド・グスタフセン)が熟練のカルテットとともに来日する。ドイツECMレーベルからリリースされたアルバムは本国ノルウエーはもとよりアメリカでも記録的セールスを達成。その抒情的だが、現代的で飽きのこないプレイはあらゆる音楽好きを魅了してやまない。静かで抑制のきいた音の一つ一つはとても丁寧に選ばれ、決して大上段に構えることはない。あくまで内省的に、しかし高い志を感じさせる。高度なテクニックに支えられた驚くべきメロディーが、聴く者の心の波動と共鳴する。音楽が本来あるべき姿をとらえた極上のライヴを目の前のステージで堪能していただきたい。

9月 4 日(日曜日) 13:00 開場 13:30 開演

新宿 Pit Inn 前売 4,000 円 当日 4,500円 1 ドリンク込  整理番号付    ▼公演チケット

メンバー
Tord Gustavsen トルド・グスタフセン   ピアノ
Tore Brunborg トーレ・ブルンボルグ   サックス
Mats Eilertsen マッツ・アイレットセン  ダブルベース
Jarle Vespestad ヤーレ・ヴェスぺシュタ  ドラム

Tord Gustavsen トルド・グスタフセン 
Tord Gustavsen高い評価を得た3枚のアルバムをECMよりリリースしているピアニスト。ノルウエー・ジャズ・シーンで長い間経験を積んだ後、トリオを結成、現在は自身のカルテット、クインテット、トリオの編成で活躍している。Silje Nergaard、 Kristin Asbjoernsen やSolveig Slettahjellといったノルウエーのなだたる女性シンガーのバックをつとめ、それぞれの音楽世界にも多大な貢献をしている。個人プレイヤーの側面とバンドのアンサンブルの中で、他のメンバーの演奏に耳を傾けてインタープレイをする側面の両方で冴えをみせる。あらゆるジャズのイディオムを消化した上で、北欧のムードと抒情性の美しさを併せ持つ。過去 5-6年、世界中でツアーを行い、著名なジャズ・フェスティバルやコンサート・イヴェントに出演している。

Tore Brunborg トーレ・ブルンボルグ
Tore Brunborg80年代初期以来、そのキャリアにおいてヨーロッパ・ジャズ界でモダン・ジャズ・サックスの神と言われたJan Garbarek が果たしたイノヴェーションをその次の段階に推し進めたサックス奏者。スカンジナヴィアのフォーク・ミュージックをジャズの伝統につなげるリリカルな音を吹く。トルドのメロディーと極めて相性が良く、いわゆる「ソロと伴奏」という間柄を軽く飛び越えた演奏を行う。彼のバンド・リーダー或いはアンサンブル・ミュージシャンとしてのキャリアはノルウエーの80年代の伝説的グループMasqualeroから始まった。その後、Jon Christensen、Arild Andersen、Jon Balke、Nils Petter Molvaer、 Bugge Wesseltoft、Anders Jormin という錚々たるプレイヤーと共演している。現在はイギリスのピアニスト John Taylor と一緒にカルテットのリーダーと!
して活躍している。

Mats Eilertsen マッツ・アイレットセン
Mats Eilertsenソリッドで、かつ官能的な演奏、そしてクリエイティヴな考えを合わせもったマッツは特別なアコースティック・ベース奏者だ。Bobo Stenson の Parish というバンド、Jacob Young Group、Wolfert Brederode Quartet や The Source というバンドでも演奏している。作曲家としての才能も豊かで自身の名前を冠したアルバムを三枚リリースし、高い評価を得ている。 過去のReal & True 公演ではMats Eilertsen Quartet として来日、陰影に富んだ作曲と演奏で高い音楽性を感じさせた他、Jacob Young Group のメンバーとしても渋いベースでオーディエンスを魅了した。

 

Jarle Vespestad ヤーレ・ヴェスぺシュタ
Jarle Vespestad独自のグルーヴ感を持ちながらも、ドラムの世界で彼ほど抑制されたミニマリズムを体現しているドラマーは少ない。彼の抒情性と、これまで Tord とともに育まれた高度なインタープレイは、Tord のバンドにとって必須だ。Jarle はノルウエーの有名バンドFarmers Marketや Silje Nergaard Band のメンバーであり、また2008年までは Supersilent のメンバーでもあった。過去のReal & True 公演ではTord Gustvasen Trio 初来日公演をはじめ、Farmers Market のメンバーとして来日、ブレのないドラミングと遊び心に富んだインプロヴィゼーションを披露している。



★ Farmers Market(ファーマーズ・マーケット)

何だ、コレハ。ソラを飛んでいる。アッ、ヤッテくるぞ。

Farmers Market 再び来襲

これを見ずして「ライヴとは何か」は語れない。

Farmers Market
photo: 前沢春美

++ 誰も寄せ付けないテクニックをもち、エッジのきいた音で世界を圧倒 !
++ マイケル・ブレッカーが惚れ込み、共演 :「狂っている」という褒め言葉で紹介 !
++ ブルガリア音楽を素材に、あらゆる音楽を貪欲に消化吸収、すべてを一度カオスに投げ込んでから創造 !
++ 超絶音楽を「まじめ」に演奏、その上で「笑い」も !
++ 宇宙次元のトンデモ・バンド !
++ メジャー・フェス、オペラハウス、ライヴハウス、どこからもひっぱりだこ!
++ ジャンル縦断・横断・切断!

9月 5 日(月曜日) 19:00 開場 19:30 開演

青山「月見ル君想フ」 前売 3,500 円 当日 4,000円 ドリンク 別     ▼公演チケット

メンバー
Stian Carstensen スティアン・カシュテンセン accordion, baritone guitar, electric guitar, pedal-steel guitar, kaval,ocarina.
Nils-Olav Johansen ニルスオラフ・ヨハンセン guitar, vocals
Jarle Vespestad ヤーレ・ヴェスぺシュタ drums
Trifon Trifonov トゥリフォン・トゥリフォノフ sax
Finn Guttormsen フィン・グットォルムセン bass
Stig Aron Kamonen 専属エンジニア

*スティアン・カシュテンセンは天才プレイヤー。世界中のミュージシャンから一目置かれる「ミュージシャンズ・ミュージシャン」。ソロ活動はもとより、あらゆるジャンルにおいて幅広いミュージシャンと付き合いがある。ECM作品にも参加。公演ではスライド・ギター演奏の他、「隠し玉」が出るかも。アルヴェ・ヘンリクセンとは義兄弟。マイケル・ブレッカーがスティアンに電話し、「カヴァル(ブルガリアの縦笛)の練習をしているが、うまくなった」と「報告」。Stianからのメッセージは"Funnier, faster, better and uncut"訳:より可笑しく、より早く、よりうまく、そして途切れなく(裏の意味は「編集されていない」)だったが、それを地で行く。携帯電話の留守録用音楽・メッセージは自作の大変ユーモアに富んだもの。

*とてもユニークなソロアルバムを出しているニルスオラフ・ヨハンセン。アッチヘいってしまっているヴォーカル・ヴォイスとお笑い顔負けの顔芸と間合い。お客さんをひきつけること、他の追随を許さない。ステージ・ショーマンとしての地位は今や確立した。変則特製シンセ・ギター・ワークも繰り出される。「サーミ」の血が入っていると言っている。お酒好き。寝るのも大好き。

*全然寝なくても平気なヤーレ・ヴェスぺシュタ は引っ張りだこのドラマー、ノルウェーのヒットチャート(!)一位を獲得した Tord Gustavsen Trio の一員でもある。公演数が多く、非常に忙しく、いつもスケジュール確保が大変。バイクでツアリングが趣味。静かな音と大きい音、シンプルな音と複雑な音、彼の手にかかれば、すべてが魔法のごとく響いてくる。

*バンドで唯一ブルガリア出身のトゥリフォン・トゥリフォノフは農業を営んでいる。とれたての野菜をもって飛行機に乗り、ノルウェーのスティアン・カシュテンセンにおみやげとする。大の日本好きで、宮本武蔵の本を読んだりしている。とても礼儀正しい。バンド最年長者だが、猛烈なスピードで走りまくるバンドの旋律をスティアンとともに主導。変拍子がふんだんに使われるブルガリア音楽の伝道者。Farmers Market に加入するため、ブルガリアからノルウエーへの長距離電話を公衆電話でかけてオーディションを受けた話は有名。コインがなくなって大変だった。

*早弾き、変拍子、分刻みのテーマ・チェンジなど、まったく普通でないバンドが分裂しないでいられるのはフィン・グットォルムセン がベースをキープしているから。どんなに複雑な曲でも、タイトで的確に演奏する。クリスマス時期にノルウェー全土をまわるスペシャル・バンドの一員としても有名。静かで落ち着いた、正しきジェントルマン。PC関連の知識と技術はプロ。バンド・メンバーの中ではもっとも実務派。バンドは彼でもっている?



全公演
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公演についてのお問い合わせは、info@bigstream.co.jp 或いは電話 03 3728 5690 までお願い致します。

後援: ノルウェー王国大使館 ノルウェー王国大使館

協力 ユニバーサル ミュージック (9/3-4)