1. 儀式の仮面 (宮崎真彦 訳 2004/6/25)
壁にかかった儀式の仮面が
彼の環境を提供する
そして彼は考えるそれが全てだと。
儀式の仮面、
その力はいまだ強い、
彼の旅の思い出、
それは彼が歌を歌って手に入れた物。
彼はそれを歌で手に入れた。
それは邪魔の入らなかった幾世紀についての歌だった、
秘密と力の言葉についての歌;
免疫の育っていない文化についての歌
進化のウイルスに対しての、
調べの盗みに対しての。
その儀式の仮面は、
その邪悪な目は
彼のアパートメントに住まう
彼の心に住まう
復讐の歌と共に、
償還された負債の歌、裁きの歌、
止まらない手の歌、
その山々と同じく古い文化の歌…
それは居間の壁に落ちつかなげに座っている
まさに殺そうとしている蛇のように。
その儀式の仮面は、
長くはかからないだろう
彼がその取引が
恐ろしく誤りであったことに気づくまで。
おぉ、彼はそれを歌で手に入れた。
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